指定廃棄物問題 処分場候補地 千葉市議会議員 みす和夫 公式ホームページ

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指定廃棄物問題

指定廃棄物問題、再協議求め決議へ

東京電力 福島第一原発の事故で発生した指定廃棄物の処分場候補地として国が東京千葉火力発電所用地(千葉市中央区)を提示した問題で千葉市議会は6月8日開会の市議会定例会に「候補地選定について再協議を求める決議案」を環境省に提出した。

 

決議案

1・今後30年以内に高い確率で大きな地震が発生すると予測されており、液状化現象や津波で処分場が破損する恐れがある。

2・住宅地に近接し、住民感情としては受け入れられない。

3・風評被害で農水産業への影響、人口減、地下下落などを招く。

4・海辺など観光などに資する地域は候補地から除外すべきだ。

5・選定過程が不透明

以上のことについて不明な問題があるので受け入れられないと、9日環境省に提出した。

                                

 

環境省はこれまでに宮城県や栃木県など5県から1県1ヶ所の最終処分場の選定について市長初め地域住民から反対を受けて実施できない現状です。

 

ちなみに千葉県の10市(18か所)指定廃棄物の保管量

1・柏 市  1063トン       

2・松戸市   944

3・流山市   581

4・我孫子   542

5・東金市   162

6・市川市   145

7・印西市   130

8・八千代市   70

9・野田市   38

10千葉市    7.7      千葉市新港工場に保管してある

合計     3682.77トン

                                 

 

 :ベクレル=? は放射性物質の量を表す単位(この数値を単純に比較しても、人体への影響度合いを比較したことにはならない)

放射性物質が放射線を出す能力=ベクレル。8000?以下は道路などの路盤利用などにしている

:シーベルト=?/hは人の体が放射線を受けた時の影響を表す単位(1時間当たりの実効線量や周辺線量。)

例・自然界より受ける放射線年間2.4m?時間当たり0.274μ?/

  人工放射線(胸部X線CTスキャン)6.9m?

  新港清掃工場での放射線量は年間0.61m? 時間0.07μ?/

新港清掃工場に保管してある。

 千葉市7.7トンの内訳
(焼却灰溶融固化物:
4.2トン ゼオライト:3.5トン)

焼却灰溶融固化物とは焼却灰及び飛灰を灰用湯設備で高温により溶融スラグ化し道路などの材料として再利用を図っておりその処分過程で発生した溶融飛灰を埋め立て処分するため薬剤処理後固化したもの。9320?/s

ゼオライトとは放射性物質の吸着に有効な鉱物で、新内陸最終処分場における

汚水処理の過程で使用したもの8490?/s